冬講日記、ご覧ください!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

冬講日記、書いています。

この二週間は、じっくり落ち着いて書いておりました。

受験直前のこの時期こそ、落ち着いて毎日を過ごしたいものですね。

以下のリンクからたどってみてください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

二週間分の記事です。

時-冬講日記(16)
逢-冬講日記(17)
爽-冬講日記(18)
邪-冬講日記(19)
民-冬講日記(20)
営-冬講日記(21)
惑-冬講日記(22)
病-冬講日記(23)
雨-冬講日記(24)
暦-冬講日記(25)
新-冬講日記(26)

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

新-冬講日記(26)

もういくつ寝ると、新年でしょうか。新しい年が、すぐそこまで迫っております。

昨年も、一昨年も、この時期にこのようなことを書いていた記憶があります。あまり変わりがありません。

変わったことといいますと、「新」の字を見ると、特別な思いが湧きおこってくるようになったことでしょうか。

古代中国に「新」なる王朝があったことは、意外と知られておりません。小生も倭国の古代史を勉強して、ついでに思い出すまで、きれいさっぱり忘れておりました(笑)。

「夏・殷・周・春秋・戦国・秦・前漢・後漢・魏呉蜀・五胡十六国…」と、順ぐりにお経を唱えますと、前漢と後漢の間に、ほんの少し存在した王朝です。

王莽という王様が、いちおう前漢から禅譲されて始めたのですが、国内改革が拙速で、諸蕃に失礼なあまり反撃を誘い、赤眉・緑林の乱によって滅亡した、一代限りの王朝でした。

なになに、先生、中国の古代史まで始めはったのですか?と、いぶかられてしまいそうですが、さにあらず、この王朝がいびつな国内改革の一環として鋳造した「貨泉」という硬貨に興味があるのです。

青銅貨ですから、錆びついて出土することが多いのですが、これ、わが国の弥生遺跡から、けっこう出土するそうです。

この貨幣を鋳造していた「新」が、ほんとに短い期間しか存在しませんでしたので、流通、伝世など、あまり細かく勘案しなくても、遺跡や古墳の時代特定ができる、そんな便利な遺物なんですね。

新年の「新」の字を見ると、こんなことばかり頭をよぎるようになってきました。

新しい年が、すばらしい年でありますように。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

暦-冬講日記(25)

新入生歓迎カレンダーを、今年も送っていただきました。京都大学ボート部の皆さん、今年もありがとうございます!

お礼のお手紙を出させていただきました。差し障りない範囲で、公開させていただきます。

***お手紙ここから***

京都大学ボート部 御中

今年もボート部カレンダー、ありがとうございました。私も生徒も大喜びです。

合宿所から宅急便にかけていただき、申し訳ありません。将来一人でも多く京都大学に入学して、ボート部に入部するよう、奮闘いたします。

私も妻(明日香)も元気であります。妻は勤務先が、多少遠くの学校に変わったようで、通勤時間が若干増えたそうです。

今年度も、お盆の明日香村合宿、春・初夏・秋の歩こう会、京大11月祭見学ツアーなど、体力メインのイベントを乗り切りまして、来年度も、もう一年、なんとか仕事を続けることができそうな気がしてきました。

最近、古くからの卒業生を、明日香村奥明日香・柏森の「さらら」さんにお誘いして、旧交を温めております。奈良近辺に来られる機会がありましたら、是非ともご連絡ください。

「さらら御膳」など食べながら、近況をお聞かせいただくと幸いです。

ライブドアブログ「石川数学塾大阪」に冬講日記を連載中です。よろしければ、お読みいただきますと幸いです。

お風邪など召されませんよう。ご多幸を祈念いたしております。

石川数学塾大阪・学園前教室
杉浦 功

***お手紙ここまで(表記を一部修正してあります)***

末永くおつきあいさせていただきたいと思っております。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

雨-冬講日記(24)

晴れの日も多いですが、雨も多い今年の冬です。

幼いころ、無邪気に雨を喜んでおりました。

♪あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな♪

傘と長靴があれば、雨には濡れないものだと信じておりました(笑)。

けっこう老成坊主であった小生は、そうこうするうちに口ずさみ始めました。

♪夜明けの停車場に ふる雨はつめたい♪

昔懐かしい、石橋正次さんであります。

十代後半には、もはやド演歌でありました(笑)。

♪雨にぬれながら たたずむ人がいる 傘の花が咲く 土曜の昼下がり♪

直立不動の三善英史さんであります。

以後、今日に至るまで、この路線は不動でありました。

♪雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人 つれて来い♪

鼻歌は、もっぱら八代亜紀さんであります。

世に棲む日々も、歌につれつつ…。


石川数学塾大阪

学園前教室・杉浦

12/28(水)~1/3(火)はお休みになります。

石川数学塾大阪では、12/28()11/3()は塾カレンダーにより、通常授業が休みになります。くれぐれもお間違いのないようにしてください。

なお、12/28()29()30()は午前・午後の冬期講習は開講していますので、どしどしご参加ください。

上本町本部教室 中土井

冬期講習のご案内

病-冬講日記(23)

ご存知の方も多いと存じますが、小生、妻とは週末婚であります。

同じような仕事をしているのですが、平日それぞれのテリトリーで働き、週末だけ一緒に過ごしております。

先週末、どうも咳込むことが多かった妻に、小生のかかりつけを受診するよう勧めました。

結果は、…加療を要するものでした。

久しぶりに、週末ずっと、妻と一緒におりました。妻が好きなものを二人分作って、小生が掃除・洗濯・食器洗いなど。

思い起こしてみますと、「体力増強」とか、「古墳万歳(笑)」とか、麗しい掛け声だけのために、週末山野に妻を連れだしていたように思います。

反省しました。

人は幸せになるために生きておりますが、己の周辺が幸せであって初めて、誰もが幸せになれるものにちがいないと、…今ごろ気づいているようでは、「まるでだめお」だったと思います。

まだまだ、反省したいと思います。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

惑-冬講日記(22)

論語に曰く「四十ニシテ惑ハズ」。小生十年以上も前に「不惑」の境地に達したはずですが、まだまだ修行が足らないようで、あいかわらず気移りいたしております。

しかしながら、惑いまくりの小生からしましても、最近の受験生の皆様には、「そんなに惑いなさんな!」とアドバイスさしあげたくなるくらいに「惑惑」状態を感じざるをえません。

幼くして将来の目標を見据え、まっしぐらに勉学に励む受験生が多くなってきました。

将来の目標は無いまでも、「勉強しないことの恐ろしさ」にほだされ、まっすぐに前だけを見据えて邁進する皆さんもたくさんいらっしゃいます。

ところがそのような皆さんこそが、受験直前の「ブレ」や「ゆがみ」の主人公でもあります。何故なのでしょう。

種明かししますと、まっしぐらに邁進する皆さんが、往々にして「馬車馬」になってしまっていることが原因なのです。

可能な限り「前進力」を高めようとしますと、できるだけ「外野」を見えない状態に囲い込まれます。

「もしかすると、今のところ見えていない外野にこそ、真の人生目標があるかもしれない」とか、「強迫観念以外に、もっとバラ色のモチベーションがあるかもしれない」など、冷静に外野を見てこそ判別できることを、考えないままに持ちきたすことになるのです。

受験が終わってから、「ちょっと、見てみよう」なら、実害が少ないのですが、はからずも受験直前ですと、目も当てられなくなるのです。親子関係が崩壊する原因にもなりかねません。

これを「大惑い」と申すのでしたら、惑わなくて済む対策もただひとつ。できるだけ早い段階で、「正しく惑って」おくのです。

「少し早いかな」と思われても、勇気を出して考えてみること、「不惑」意外にも、多くの局面で、重要な対処薬になるでしょう。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

営-冬講日記(21)

ある朝、突然に、学校教育が完全民営化されていたら…。

満六才から、大人になって仕事を始めるまでに、勉強しておかなくてはならないことが決まっています。「基本教育」を行うことを、法令的に認められた「基本学校」が講じる、「読み・書き・計算」です。

いわゆる基本的リテラシーですね。いずれも国家試験に合格しておかなくてはなりません。合格証明書がないと、就職することもできませんし、アルバイトすらできません。

…ですが「基本教育」は無学年制ですから、六歳で修了して証明書を取得することも、理論上可能です。

「基本教育」の費用は全額、地方自治体と国家が負担します。義務教育は、これだけです。

これに対して、「応用教育」を行う「応用学校」は、設置主体の創意工夫によって開拓されていきます。

受験勉強だけに特化した「受験応用教育」をしてもいいですし、体力増進のみを目的とした「身体鍛錬応用教育」をやってもいいです。「任侠道」に依拠した「特別道徳応用教育」をしてもかまいません。

こちらの費用は、全額生徒負担です。応用教育を受けなくても構いませんが、就職するときなど、雇用者から「出願条件は、石川数学塾大阪小・中・高等学校が提供する高度受験応用教育修了を必須要件とする」などと、細かく指定されますので、勉強せざるを得なくなることが多いようです。

「応用教育」は、完全に市場原理に基づいて運営されます。人々に無用なものは消えていきますし、人々が必要とするものが生き残るのです。

さてさて、「近世の寺子屋教育ですか?」と、聞かれることがあります。「そのとおりです」と答えます。

明治維新以来の近代日本は、公教育に「教育」を抱え込ませすぎて、身動き取れなくなっています。「受験地獄」だとか、「校内暴力」だとか、「いじめ」だとか、弊害ばかりが目立つこの巨象に、もはや存在意義を見出せなくなっています。

ここあたりでひとつ、ちいさな小包にバラケて、包み直そうじゃないですか。

…なお現状、特別支援教育と言われているものや、定時制教育、夜間教育など、誰もがそのリスクを負いながらも、切り捨てられやすい領域には、特に配慮が必要になります。

教育民営化は、教育システムをめぐる甘えの構造を粉砕しますが、本当に支援を必要とする人々に、冷たくあたることを目的とはしません。

人々にとって、ほんとうに血の通ったシステムと信ずるに足るものを、人々の手に取り戻したいだけなのです。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

受験生の方必読!

奈良・高の原教室の飯尾です。

連日の冬期講習へのご参加誠にありがとうございます。

この時期になると、高校3年生の中には推薦入学が内定し、
早々と進路が確定した方もいらっしゃいます。
(うらやましいですね~!(^^)!)

しかし、ほとんどの受験生はこれからが正念場、頑張っていきましょう!
高3、高卒、中3、小6受験生は、入試が目前に迫っているこの時期、
過去問をどんどん解いて行きましょう。

問題慣れすることはもちろん、必ず時間を計って時間配分を気に掛けて取り組んで下さい。
わかならい問題はいったん飛ばして、わかる問題から手を付けたり、
最後の問題まで目を通した後、1周回って飛ばしていた問題に再び取り組んだり、
制限時間内で最大の効果が出せる様、十分に戦略を練って下さいね。

対象の方には授業中に個別にアドバイス差し上げています。

民-冬講日記(20)

「学校教育完全民営化」が、悲願であります。

公教育を、なし崩し的に「実質民営化」するに、何ら難しいことは無く、むしろ今日に至るまで、さまざまに実現されてきたと思います。

今日において、私立学校がその存在感を益々大きくしつつあることに、何人たりとも異存はないでしょう。

小生の理想は、この傾向を究極まで推し進め、国鉄→郵政→公教育と、競争原理から隔絶された最後の聖域に挑むことです。

およそ資本主義経済体制下において、競争無きところに進歩なし。無制限に膨れ続ける教育行政を、大風呂敷行政から最小限の許認可行政に縮小し、教育者も含めた教育官僚を、大胆に削減します。大黒様のエンギモン袋みたいに膨張した教育財政を、スパッとスモールパッケージに収めます。

そして何よりも、学校設置主体の制約をほとんど撤廃し、およそまともな組織体であるなら、すべからく誰でも学校を設立し運営できるようにします。

被教育者には、受益者負担を徹底します。ふところの痛むことですから、学校を十分に吟味し、適切に選択することが当たり前になります。

当然のことですが、経営不振から倒産する学校も出てくるわけです。

こうなったら、小生も「石川数学塾大阪小・中・高等学校」を設立し、僭越ながら理事長として辣腕を振るう予定です。

小生の学校では受験勉強を、人格形成や基礎陶冶の根本に据え、これと対峙したり、観念的に否定したりするのではなく、これと積極的に闘うことから、実践的教育を構築します。

いずれも政治が決断すれば、できることです。

小生は「学校教育完全民営化を目指す全国期成同盟」を結成し、衆参両院の現役議員および将来の議員に踏み絵を踏ませます。

賛同者には党派を問わず、熱烈支援を与えます。

…何のこっちゃ?と思われた方、そのまま次回のブログもお読みください。

「今日から教育民営化」、数年前、季節講習会のスタートイベントとして物議をかもした「講演会」がよみがえります。

お楽しみになさってください。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦