怪電話(起)-冬講日記(34)

彼のもとに、その電話がかかってきてから、かれこれ2年以上になるでしょうか。彼は塾屋の同業ですが、敢えて名を秘します。

「××(彼の本名です)さんですか?、あなたをヘッドハンティングしたいのですが…」。

彼は一瞬、わが耳を疑ったそうです。とりあえず、何のことですか?と、聞きなおしてみました。

「某塾があなたをご指名です。できるだけ早く、条件面を詰めたいのです」。

ちょっと待ってください。某塾って、どこですか?…彼はキツネにつままれたような感覚だったそうです。

「某塾との契約上、申せませんが、×××が×××ってスローガンを掲げている塾です」。

長い業界人生を、彼は生きてきましたから、もちろん知っていました。小生も知っています。

「人材開発は新規開校のためです。某塾は個別事業部のトップを探しています」。

「労働時間を現状の7割に、給与を現状の18割に、このベースから相談させてください」。

「お察しの通り、某塾には巨大な看板があります。万が一この交渉経過が外部に漏れますと、××さんにも某塾にも不利益でしょう。極秘に願います」。

聞いてもいないのに、彼は矢継ぎ早の「説明」を受けることになりました。

みなさん、彼はいったいどうしたと思われますか?

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

あと一週間、冬講日記!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

冬講日記、新年一週目を終了しました。

新しい年らしく、カラッと爽やかに書きたかったんですが、…ボヤいてしまったかもしれません(笑)。

ご覧になってみてください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

新年第一週の記事です。

夜討ち・朝駆け-冬講日記(28)
ボロボロだけど-冬講日記(29)
彷徨-冬講日記(30)
ムチャクチャ-冬講日記(31)
官僚-冬講日記(32)
久しぶり-冬講日記(33)

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

久しぶり-冬講日記(33)

久しぶりに登校しました…との報告をいただく昨今です。

「明日から学校、再び登校」という日に感想を求めますと、生徒の7割が「憂うつです」とか、「行きたくありません」とか。あとの3割が「楽しみです」と。

「嬉しくもあり、うれしくも無し」みたいな中途半端は、ほとんどありません。

「行ってきます」と元気よく挨拶して、どこか学校以外に行ってしまいそうな皆さんにお聞きしましたら、「休み明けだろうが、そうでなかろうが、普段から行きたくありません」と、「このまま長期休暇が続いてほしいです」が半々くらいです。

みなさん、きっと学校では言えないであろうことを、正直にお話しいただきます。

小生なんぞ「近代公教育制度は、疲れ果てている」と嘆いていますし、「公教育が学校制度に支えられなければならないはずはない」と真剣に考えていますし、「公権力の教育介入を最小限に減らし、とりあえずガイドライン行政まで撤退させ、ゆくゆくは文部科学権力を解体すべき」と、持論を奉じてウン十年ですから、いまさら驚きもしません。

しかしながら、声なき声を大声で聞くにつけ、「そろそろ急がねばならないのかもしれない」とも思っています。

最終目標は「公教育民営化」、見果てぬ大きな夢であります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

官僚-冬講日記(32)

「官僚的」という言葉があります。「通りいっぺんの」とか、「肩ひじ張った」とか、果ては「血の通わない」とか、何かとマイナスイメージに捉えられがちな言葉だそうです。

「官僚って、そもそも何?」という質問も、たくさんいただくようになりました。「どこにいるの?」、「何をしてるの?」、「誰のことなの?」…と。

小生の大学の同級生のMくんは、文部科学省にいて、文部科学行政を担っている官僚で、昔は気のいいオッサンだったんだけど、いったいどんな顔して「官僚」してるのかなぁ…とか、某国大使館にいるTくんも同級生だったんだけど、とにかくまじめで口が堅い奴で、外交秘密を扱うには天職なのかなぁ…とか、具体例を出せば出すほど、五里霧中に感じる皆さんもいらっしゃいます。

少し事情を知っっている皆さんは、「天下りする人たちだね。悪い人たちなの?」…などと。

昔も今も「官僚」するのは、楽じゃないのでしょうか。

一方で「官僚、大いに結構。仲間になろうじゃないか!」と、大声を張り上げた豪傑がいます。我が国の初代内閣総理大臣・伊藤博文公です。

博文伯爵がおっしゃるには、官僚の親分が政治家、政治家は選挙に落ちたらただの人、だから有権者の嗜好品になり下がることしばしば、親分のポピュリズムがこの国のあり様をコロコロ変えちゃ堪らない、それには官僚がしっかりすること、官僚がこの国をブレずに舵取りすればよい…と。

博文伯は、官僚養成機構としての帝国大学(当時は、のちの東京帝国大学のみ)を重視、文部行政の親分に、官僚を御するに慣れた開明派・森有礼子爵を起用したのでした。

帝国大学卒業の官僚たちが、のちの博文伯率いる政友会に流れ込み、名実ともにこの国を引っ張っていくことになるという歴史的事実、…多くの皆さんが知るところであります。

博文伯の先見に驚くとともに、ものごとを一面的に見るのではなく、多様な観点を持ち続けたいものだと、今も思い続けています。

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学園前教室・杉浦

ムチャクチャ-冬講日記(31)

長年受験指導していますと、受験直前の受験生が、半端なく勉強漬けになっている姿を、毎年見ることになります。

もちろん目先の「合格」を克ち取るために必要なことでもありますが、それだけですとあまりに空しいことになりはしないかと心配です。

おそらく多くの人々が、生まれてから受験までの人生の、何倍も長い「余生」を暮らすことになるでありましょうから。

小生は自問自答します。「はたして、このムチャクチャじみた勉強が、再び報われる日が来るのだろうか?」と。

小生の杞憂をよそに、立派に成人していく教え子たちが、答えを用意してくれます。

中学入試を経験した皆さんは、「だからこそ大学入試を乗り切れた」と言います。

「一度できたことは、きっともう一度できる」から…と言います。

会社に就職してから、昇進試験や資格取得試験に積極的に臨めた…との声も聞きます。

「少なくとも、逃げようとはしなかった」そうです(笑)。

意外なことに、息子・娘にも経験させたい…と、おっしゃるかたが多いです。

幼いころから受験競争で苦労されたご両親が、ご自身の子供さんには同じ思いをさせたくない…と、エスカレーター校を選択される、そんな一昔前とは、隔世に感じられてくるほどです。

「鍛えられずにノホホンと生きていくなら、それこそ最恐」だとか(笑)。

受験なるものは、世代を超えて、さまざまな色に塗られるものでありましょう。彩色表皮を一皮めくると、中身は何も変わっていなかったりもしますが。

ともあれ、ムチャクチャにもかかわらず、いや、ムチャクチャだからこそ有意義なもの、受験以外になかなか思い当たりません。

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彷徨-冬講日記(30)

どうやら「じっと一ヶ所に留まっていられない」癖があるらしく、あれこれ理由をつけては歩き回っております。

小生みたいな人間にとっては、まぢかにありながらも全く気づいていなかったような、見たこともない光景に出会えることが無上の喜びであります。

同好の皆様に、ほんの少しアドバイスさしあげます。

まず、やたら遠くに行こうとしないこと。近場の路地裏から攻めてください。

遠くに行って驚けることなら、まだ出会っていないだけで、きっと近くにも隠れております。

次に、できるだけ手間暇かけず、お金もかけないこと。

ゼニと暇にまかせて買ったモノは、すばらしくて当然、これっぽっちもありがたみがありません。

最後に自分の足で歩くこと。

乗り物を使ってもいいですが、乗り物べったりはいただけません。「自分で歩きついたところ」と、「乗り物が連れて行ってくれたところ」は、似て非なるものです。

お気に入りのお散歩ルートができあがりましたら、さあ、早起きして歩きましょう。

俗世を超越する自分に出会えるはずです。

かっこよく、ひとことどうぞ!

「浮世にゃ、興味ありまへん!」

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ボロボロだけど-冬講日記(29)

どうにも気になっている前方後円墳がありまして、山辺道を歩くたびに、おおまわりして訪問します。100メートル超の大きさです。

古墳さんには失礼ながら、見栄えが良いとか、神々しいとか、カケラもありません。

それどころか、おそらく前期前葉(3世紀末から4世紀初頭)に編年されるはずなのに、6世紀墳とまちがえられて盗掘されたようです(ひどい!)。

後円部南側が大きくえぐられております。えぐられただけならまだしも、誰かが小屋を建てて住んでおります(笑)。

前方部と後円部が農道で遮断されています。お隣の前方後方墳と兆域を接するあたりに、国道のバイパスが通って、おそらく周濠跡であろう地点を、排気ガスが霞めています。

前方部に比べて数段高い後円部が、段築しっかり保存されていますが、大木や低木や竹が密生して入れません。

「子供のころに入ったよ」というかたに、進入路をお聞きしましたら、獣道の草ボウボウをかき分けて行くのだそうです。

マムシと戦う気合いが必要です。マムシが引っ込む厳冬がチャンスでしょう(笑)。

一昨日、山辺歩き初めに、この古墳を訪問しました。

直弧文(吉備文です)バッチリの土師質を拾って、気分上々!

後円部墳頂に一瞬、悠然と眼下を見下ろす吉備のオウを見たような気がします。

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学園前教室・杉浦

新年明けましておめでとうございます。

上本町教室の中土井です。新年明けましておめでとうございます。

新しい年がスタートしました。

 

昨年の反省とともに今年こそはと、思いも新たに新しい年を迎えられたことだと思います。上本町教室では1/3()より2016年のスタートをきりました。

 

課題が思うように進んでいなかったり、休み明けテストの準備が遅れがちになってはいませんか?

少しのことで予定通りに行かないのが勉強。ましてや何かとイベントが多い年末・年始です。正月気分もそろそろ終わりにしなくてはいけませんよ。

幸いなことに上本町教室の冬期講習にはまだ若干の余裕があります。ここで一気に取り戻しましょう。

 

冬期講習の日程や空き情況は直接教室にお問い合わせください。

 

最後になりましたが、本年も昨年同様、何卒よろしくお願いいたします。

夜討ち・朝駆け-冬講日記(28)

政治家の番記者でしょうか、熱心なパチプロでしょうか。

いえいえ、どちらでもありません。ほかならぬ小生たちです。塾屋です。夜討ち・朝駆け、塾屋の講習…と。

小生も若さと勢いにまかせて、やっていた頃があります。大みそか、除夜の鐘が鳴り始めたら授業終了、元旦、初日の出とともに授業開始。さすがに睡眠時間が短すぎて、体がついていかなくなってからこのかた、長期休憩中ですが…。

夜が遅いと、朝起きられなくなります。あたりまえです。

朝早く起きると、夜さっさと眠くなります。これもあたりまえです。

夜が遅いにもかかわらず、朝が早いためには、相当な決意と執念を要します。わかっていても、なかなかできない人が多いです。

小生も夜更かしだったころ、いろいろな理由をつけて己の堕落生活を正当化していました。

曰く「深夜は静かだから、仕事がはかどる」とか。静かすぎて、娯楽にかまけてしまうだけですが(笑)。

曰く「朝が早い仕事でもないから、朝寝できる」とか。遅く起きると夕方眠くなって、結局仕事に差し障ると知るべきでした。

曰く「世界を我が物としたように思う」とか。…はい、単なる誤解です(笑)。

何をどれだけベラボウに語ろうとも、早起きに如くはないこと、加齢とともに思い知りました。

大事なポイントは、いかに遅く寝ようとも、朝早く起きることです。慣れると、これ以上の爽快はありません。

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