夜討ち・朝駆け-冬講日記(28)

政治家の番記者でしょうか、熱心なパチプロでしょうか。

いえいえ、どちらでもありません。ほかならぬ小生たちです。塾屋です。夜討ち・朝駆け、塾屋の講習…と。

小生も若さと勢いにまかせて、やっていた頃があります。大みそか、除夜の鐘が鳴り始めたら授業終了、元旦、初日の出とともに授業開始。さすがに睡眠時間が短すぎて、体がついていかなくなってからこのかた、長期休憩中ですが…。

夜が遅いと、朝起きられなくなります。あたりまえです。

朝早く起きると、夜さっさと眠くなります。これもあたりまえです。

夜が遅いにもかかわらず、朝が早いためには、相当な決意と執念を要します。わかっていても、なかなかできない人が多いです。

小生も夜更かしだったころ、いろいろな理由をつけて己の堕落生活を正当化していました。

曰く「深夜は静かだから、仕事がはかどる」とか。静かすぎて、娯楽にかまけてしまうだけですが(笑)。

曰く「朝が早い仕事でもないから、朝寝できる」とか。遅く起きると夕方眠くなって、結局仕事に差し障ると知るべきでした。

曰く「世界を我が物としたように思う」とか。…はい、単なる誤解です(笑)。

何をどれだけベラボウに語ろうとも、早起きに如くはないこと、加齢とともに思い知りました。

大事なポイントは、いかに遅く寝ようとも、朝早く起きることです。慣れると、これ以上の爽快はありません。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦