夕立-夏講日記(その33)

人生の半分以上終わてしまった小生です。

歳をとったんでしょうか、幼い日々を思い出します。

あのころ、頻繁に夕立があったように思えます。ゴロゴロ、ドシャーと降ったら、涼しい風がそよぎ始めました。

夕立がゲリラ雷雨になり、涼風がエアコンになり、便利になったのでしょうが、ワビ・サビに欠け、なんだか文明を呪いたくなるこの頃です。

一週間に一回くらいは…と、炎天下にわが身をさらします。ここ数ヶ月、一人なら奥明日香をウロウロ。

汗を吸ったTシャツが、ずしりと重くなり、水分補給のペットボトルが、どんどん空になり。

竜在峠に入道雲がかかったら、懐かしい夕立です。

雨宿りは、飛鳥川上坐神社と決めています。

石段を駆け上がるが速いか、雨が降り始めるが速いか、ドキドキのバトルです。

なんとも懐かしい瞬間ではありませんか。

小生はうれしくなってしまいます。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦