夏講日記(その32)-留め置かまし 大和魂-

夏講受講生とモーニングメールをやり取りしております。朝5時に小生が送ります。しばらくして、返信が来ます。

本日は多少早めの4時45分に送りました。返信がありませんでした。

午前10開始の授業に、ギリギリ飛び込んできた受講生が、息せき切って叫びました。

「すいません!二度寝してしまいました!」

どうやらいったん起きながらも、返信画面を打ちながら、再び寝入ってしまったそうです。

「二度寝しない方法がありましたら、教えてください!」

受講生は哀願口調になって叫び続けておりました。

ようこそ!杉浦商会へ!受験に役立つグッズ各種、お取扱いさせていただいております。

受講生君には、やはり「朝必ず起きるベッド」でしょうか。

設定時間になりましたら、強力リクライニングが作動します。頂角40度の二等辺三角形まで跳ね上がったかと思いきや、谷底かと思うほどに窪みます。

どうですか?寝続けられるものでしたら、寝続けてみなさい!

受講生君がボソボソと、言葉を足し始めました。

「実は不眠なんです。コロッと寝ることができたら、朝の目覚めもいいはずなんですけど…。」

お任せください!杉浦商会に!寝つきの悪いあなたにこそ、その名も「失神睡眠マシーン」をどうぞ。

おめめパッチリ覚醒脳波を、強力電磁波で粉砕し、心地よい(と感じざるを得ない)深い眠りに誘います。

なお、このグッズの睡眠導入効果には、個人差があります。グッズ任せにせずに、規則正しい生活と自然な眠りを心がけてください。

我が心の師・吉田松陰先生も、幼いころからマンツーマンに鍛えられた叔父・玉木文之進に「居眠り抑制机」をあてがわれたそうです。

なんと、松陰先生が勉強中に睡魔に襲われ、顔を突っ伏してしまいそうなあたりに、小刀の刃が生えているというものでした。

先生が予定通り突っ伏しますと、額をナイフが貫くわけですね。

こんな濃~い話題から始まりました本日です。

語り合っていました本人たちの共通理解としまして、真贋取り混ぜた軽いジャブ程度のものです。

100%真に受けないよう、お願いいたします。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦