惑-冬講日記(11)

勉強の天敵、三大思い込みってものがあります。

わかるはず。できるはず。わすれてないはず…の三つです。

全く勉強していませんと、思い込むことすらできません。思い込む人々は、いちおう「やっている」のです。

「やっている」ものの、然るべき成果が出ないのは、誰でもお分かりの通り「甘い」からです。

「甘い」ならば、追い込めばよい!という議論があります。目の前で監視したり、テスト漬けにしたり…ですね。

しかしながら、それほど時を経ずして、単なる方法論の問題じゃない!と、皆さん悟られます。ここまでは正しいです。

はい、ここからが重大です。「あかん、こいつ勉強に向いてない」。これが多くの皆さんの結論です。

はたして、本当にそうでしょうか。何か大事なことを忘れていませんか。

「甘い」のは、おそらく勉強にだけ甘いのではなく、生き方が甘いのですよね。勉強を追い込んだところで、生き方は変わりません。

さっさと諦められるかたのほとんどが、生き方の問題を、勉強の方法論に矮小化している、そのことが私には気になってしかたありません。

大切なことは、勉強の本質論を棚上げするような、看過せざるべき「甘え」の構造ではなく、逃避せず大胆にメスを入れ、切り込むことではないでしょうか。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦