学-冬講日記(2)

学ぶことは「真似ぶ」(まねぶ)ことだったそうです。

真似しているうちに自然とできるようになってしまうこと、これこそが本来「学ぶ」ことに他なりませんした。

ですから「教える」こととは、真似しやすいようにお手本を示すことです。

近代的な教授法に引きつけていえば、「例題」がお手本です。しっかり真似して「演習問題」が解けるようになると、ひと仕事終了です。

こんなわけで「学ぶ」ことは、修行そのものです。少しサボると忘れてしまって、できなくなってしまうのは、そのせいですね。

多くの皆さんが、しっかり修行されていることと思いますが、まれにグータラさんが発見されます。

グータラさんは、修行するふりをして指導者に解かせて、正解だけチャッカリいただいてしまおうなどとしています。

ちょっとした気の迷いでしたら、生き直しましょう。

確信犯でしたら…はい、丸刈りにして出直しましょうね(笑)。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦