髭-冬講日記(3)

口髭を生やしております。鼻の下にモサモサさせております。

昔は熊髭でした。顔一面に生えておりました。

無精髭から始まったのです。意図的に生やしたのではありませんでした。気がついたらビッチリ生えていました。

ボリビアの山中でゲリラ活動するチェ・ゲバラみたいだ…と、悦に入っておりましたら、せいぜいカストロ(元キューバ国家評議会議長)程度と揶揄されました。トホホであります(笑)。

ちなみに、ゲバラはカストロの同志であり部下であったはずですが、「国境を超える革命」のゲバラはカッコイイけれど、何かと優柔不断なカストロはカッコ悪いと、皆一様に感じておりました。

そうこうしているうちに、ある日突然、学問の師匠からとどめを刺されました。ちょっと勉強をサボっておりましたら、「教育学徒が髭とは何事か!ええい、けがらわしい!剃ってこい!」と、なんと髭が叱られました(笑)。

そんなわけで髭面積が縮小され、熊→鼻の下となったわけです。

あいかわらず「わしってダンディ?」と誤解しておりましたところ、やれ「カイゼル」だの、「ヒトラー」だのと、散々に不評でした。ドイツ皇帝でも、第三帝国の独裁者でもないつもりでしたが、たしかに鏡を見てみますと、良くてチャップリンかな?…と。

しかしながら、ライターから引火して燃え細っていく以外、何の手入れもされなかった髭が(そもそも「引火」が「手入れ」かと(笑))、剃り揃えられるようになったのは大進歩でした。

こうして今に至っております。

髭にも歴史がございます。ささやかな歴史ではありますが…。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦