チャンス-夏講日記(その12)

「初めてのおつかい」でもないですが、もうそろそろ大丈夫かな、よし、やらせてみよう!と、思う瞬間があります。

ご家庭では、電話対応をやらせてみようとか、料理包丁を握らせてみようといった瞬間でしょうか。

塾の現場では、スケジュールノートを、自分で書かせてみよう!とか、丸つけと直しを、自分でやらせてみようといった瞬間です。

このタイミングが実は、なかなかに難しいものでして、遅すぎると誰かにやってもらわないとできない人になってしまいますし、早すぎると、できないどころか、やったことにしてしまう、なんてことになりがちです。

まっとうに自立させようとしたにもかかわらず、結果的に破滅させかねない、両刃の剣と言ったところでしょうか。

慎重にチャンスを待っています。ここぞ!とばかりに、畳みかけます。

ひと山越えた向こうには、いったいどんな風景が広がっているのでしょうか。

これぞ、醍醐味です!至福の瞬間と言えましょう。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦