続・健闘を祈ります

いよいよ明日25日、国公立大学2次前期試験が開始されます。
やはり、ここを第一志望にされている方も多いのではないでしょうか。

毎年の事になりますが、生徒を一人々々送り出して行く度、
自身の当時の事が今だ鮮明に思い出されます。

1次試験(現在のセンター試験にあたるもの)で、思う様に得点できず、
2次試験の数学で言えば大問1つ弱くらい、ボーダー得点から不足しており、
合格するためには、得意の数学で、何が何でも、他人よりも1題、
出来れば2題くらい多く解いておきたいところでした。

その様な状況の中で、初日の数学の試験が開始されましたが、
極度の緊張感と前述のプレッシャーによるものなのか、問題を考えようにも
頭の中は真っ白で、全く何も思い浮かばず、文字を書こうにも
指先は震える始末でした。

このまま1題も解けることなく時間が過ぎるのではないかと思えました。

2時間30分のうちの1時間はこんな調子で経ちましたが、ようやく、
過去問に似た問題があったと思えた1題を何とか完成させることが出来ました。

1題解いてしまえば、いつもの平静さを取り戻し、集中して思考することが出来、
時間内に目標とする問題数をこなすことが出来たので、
帰宅途中では初日が終了した時点にも関わらず合格を確信し、
2日目は自信にあふれた心境で試験に取り組めました。
結果は無事合格。今までの頑張りが報われた瞬間でした。

受験生の皆さんも、これと似た経験はされることと思いますが、
数学の問題を解くためには、いかに、動揺せず、集中力を保てるかが
非常に重要になるため、

『いかに初めの1題を解くか。解ける1題を見つけるか。』

を心がけることが、大事な要素となってきます。

皆さんの御健闘を祈ります。

高の原教室 飯尾