春講日記(その4)-久方の光のどけき-

雨が降っていますが、暖かい朝です。梅が満開です。桜は…まだですね。

塾業界にも、「梅派」と「桜派」がいます。世間一般と同じです。

業界内外で比率が微妙に違うかもしれません。小生卑見でございますが、塾屋には「梅派」が多いです。

何故だかわからないまま過ごしていました。十数年前、フッと気づきました。

桜の盛りが春期講習の真っ最中です。そもそもじっくり盛りを見られませんから、反「桜派」になり、勢い「梅派」に行きつくようです。

自省して知りました。

小生お気に入りの梅は、奈良・京都府県境の那羅山、通称どんぐり広場に屹立する白梅です。

今年も満開です(^_^)。

東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ 【道真】

桜が嫌いなわけではありませんから、お気に入りの桜(たち)もあります。

琵琶湖岸、浜大津の膳所城跡に、折り重なるように咲く桜(たち)です。

きっと琵琶湖の保温効果のおかげで、熱しにくく冷めにくいのでしょうね。春期講習が終わってから見に行きましても、まだ咲いていることが多いです。

願はくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ 【西行】

今年も花々と語らう季節になりました(^_^)。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦