不定期冬講日記(その23)

「合格しました!」

何回聞いても、うれしくなる一言です。

あたりまえのことですが、掠め取った一言ではありません。

春に種を播き、夏に伸ばし、秋の野分に耐え、冬に収穫する。草木を育てるも、受験生を育てるも、何ら変わりないですね。

叱責に涙し、賞賛に歓喜し、合宿に食らいつき、早朝・深夜を厭わず、いかに長くかかろうとも、合格に足る「人」を作り上げてこそ、喜びの一言にたどりつけるのです。

噂を聞きつけて、「チョコザイなテクニック」を求めに来るかたもいらっしゃいます。

小生は「チョコザイな」ものを教えることを生業としておりませんので、お引き取りいただきます。

大規模塾ではありませんが、「人」をつくり、受験に通す、この地道な努力への誇りを、今年も新たにしました。

昨日、奈良女子大学附属中等教育学校、受験生2名中2名の合格を克ち取りました。ささやかなご報告まで…。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦