複素数は実在するか その1

ご無沙汰しております。
GWだったり法事だったり上からの雑務だったりで色々忙殺されておりまして更新が出来ませんでした。
授業自体はなんとか滞りなく行えたのが不幸中の幸いでして・・・

挨拶はそこそこに表題についてのお話。
標準のカリキュラムによれば高校2年生の方、学校によっては高校1年生ないしは中学3年生の方ですでにひとまず習ったという前提で話をしてしまいます。
複素数(Complex Number)の名が示す通り複雑で難解な代数における概念です。
虚数単位iを単なる文字のように見なすと割り切れるかどうかがまず1つの関門です。
苦手だったり毛嫌いする人の中には、
平方すると−1となる数なんて存在しないし、実在しない数について考える意味はない!
・・・なんて考えている方も少なくはないでしょう。
その意見は尤もですし、ある意味鋭い質問です。
ただし、この疑問を持つのは3年ないしは5年ほど遅かったと言わねばなりません。
逆にお尋ねしますが、負の数は実在するのでしょうか?

色々言いたい事はあるでしょうが、次回に続くという事で(笑)
中間テストが目前の方、真っ最中の方は頑張っていい結果を残しましょう!

学園前教室 青木