はなばな-夏講日記(その3)

花を愛でる男でした。男伊達に華でもあれば…と、そんなに都合よくなかったようですが(笑)。

6月下旬の誕生日前後、毎年、紫陽花に目がありませんでした。

今年は那羅山プロジェクトさんのBC付近と、明日香村柏森に、みごとな赤紫を見つけ、ご満悦のご様子でした。

毎日でも会いに行きたいらしく、雨が降ろうが、風が吹こうが、猛暑であろうが、テクテクと。

那羅山といえば、どんぐり広場。みごとな白梅の奥に、今が満開の合歓木を見つけました。これまたみごとなものです。なかなかお目にかかれません。

お目にかかれないといいますと、120年に一度ともいわれる竹の開花、見たことがなかったので「なんだろう?」と時が過ぎ、竹の花だと、めったに咲かないのだと、咲いたら竹やぶが全滅するのだと、知るにつけ驚きこのうえありませんでした。

総延長距離15kmも、山中をさまよっていますと、どこで見たのか、記憶もあいまいで、幻ならば夢で逢いたいものだと、いつのまにか闘う青年も、魅惑の中年になり果てたのかもしれません。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦