書けん!-冬講日記(12)

先生、なんでもかんでも書かはるから、きっと「書けない」ことなんてないんでしょうね。

皆さんこのようにおっしゃっていただきます。

何をおっしゃるうさぎさん、書けずに困っている小生は、まるで東大寺南大門の仁王像のよう…らしいです。

鏡を見て確認したわけではありませんから、真偽のほどは定かではありませんが…。

書きだすと昼夜を忘れて書いています。再び書けるきっかけは、意外に単純なことです。

書けなくなると、遠くの三笠山を見たり、山の向こうの大和田原の物品販売所(よくいきます)に思いを馳せたり、更にその向こうの山添村のブランポート(これもよくいきます)に行きたいと思ったり、ついでに布目湖の周りを散策したいと願ったり…という一切合切をやめます。

それらとは逆に、そろそろ補充しないといけない珈琲豆を豆蔵さん(法蓮町・歩いて十分)に買いに行ったり、これまたそろそろ補充しないといけないトイレットペーパーをJoshinマザーピアさん(同・歩いて12分)に買いに行ったり、その時ついでに洗濯漕クリーナーを買ってこなくては…などと、身近なことに精を出します。

不思議なものですね。

コーヒー談義を楽しくしたり、雨の日割引券をゲットして、週間予報で次の雨天日を確認したり、雨天日を避けて洗濯漕クリーナーを使う予定を立てたり、…そんなことをしている間に、再びキーボードを打ち始めます。

「書くのが苦手」なみなさんへ。己の足元を見つめながら書き始めると、意外に筆が進みますよ。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦