夏至

本日は二十四節気のひとつ、夏至になります。
この日は、太陽高度がいちばん高く、一年で最も日照時間が長いとされています。

太陽からのエネルギーを最も多く得られるこの日が、一年の中で最も暑い日に
なりそうなものですが、実際は1~2ヶ月ほど遅れてやって来ます。

それはなぜでしょう?

太陽光がまず地面を温め、次いで地面が大気を温める
ことによって気温が上がって行きます。
この様に熱の伝達には時間がかかるため、
太陽高度が最も高い夏至より遅れて最高気温が出現します。
また、この時期は梅雨でもあり実質の日照時間が短いことも多分に影響あるでしょう。

このことから得られる教訓は、
「今すぐには成果が出なくとも、粘り強く努力すると結果は報われる。」
ことではないでしょうか?
なにも勉強のことだけでは無く、全てのことにおいて当てはまることだと思います。

今、一生懸命頑張っているけれど、思うような成果の出ない方は、
まだ地面を温めている最中なのかも知れませんね。

高の原教室 飯尾