おおもの(3)-夏講日記(その26)

まじめに仕事するかと思いきや、飲む・打つ・買うの三悪三昧。がっかりでした。

まあ、奴をワシが切らんでも、そのうち消えていくやろ、放っとこう…と、惰性の日々でした。

ところがある日のことです。教室責任者が作った、新しい講師配置に、猛然と食ってかかる彼を見ることになりました。

適格?不適格で悪いか?

学歴?無くて悪いか?

俺は誰よりも、この生徒どもを担当したいと思っている。

何故、正当に評価できないのだ?

貴様の目は、どこについているんだ?貴様の耳は、どこについているんだ?

怒髪、天を衝いておりました。彼はさっさと担当者名を自書し、講師配置表を書き換え、悠然と去っていきました。

驚きました。同時に、採用担当者の弁を、強烈に思い出しました。

「見込みがある。鍛えてやってくれ」と。

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学園前教室・杉浦

おおもの(2)-夏講日記(その25)

かつての「神童」も、ただの人になりはてて、およそ大学進学を望みうるべくもなく、どうしたものかと悲嘆にくれていました。

彼は「役者」になりました。

黒沢映画に出演したことがある…のだそうです。「影武者」の突撃シーンに登場する…とか。

裏取りに、さっそくレンタルビデオ屋へ。問題のシーンを探してみると…。

足軽が一万人くらい、どわぁ~っと走ってくるシーンでした。どれがどれやら、どれが彼やら(笑)。

彼が同僚になるまでに、その他やった仕事と言えば…、某自動車会社の組み立て工場の夜勤とか、取り付け型浄水器のセールスとか…、自称「辛酸なめお」だったそうです。

履歴書を見ただけで「こらあ、あかんわ」と思った小生、採用担当に文句たれましたら、研修かけてみてくださいの一点張りで、埒があきませんでした。

ところがどっこい、採用担当の慧眼が、のちに証明されることになろうとは…。(つづく)

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まだまだ、夏講日記、書いてます!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

まだまだ、夏講日記、書いています。

第四週は、硬軟取り混ぜて、アラカルトに仕上げました。

以下のリンクから、たどってみてください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

夏講第四週の記事です。

理想-夏講日記(その19)
とにかくてくてく-夏講日記(その20)
誤報-夏講日記(その21)
おじさんマシーン-夏講日記(その22)
現実を斬る-夏講日記(その23)
おおもの(1)-夏講日記(その24)

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新しい学習指導要領について

今週月曜日、2020~22年度に小中高校で順次始まる新しい学習指導要領について、
審議まとめ案が公表されました。

それによると、
・小学5,6年の外国語活動(年間35コマ分)が外国語科(年間70コマ分)教科に格上げ
・小学3,4年で外国語活動(年間35コマ分)を新設
するそうです。

このことによって、英語が話せる様になるかどうかは別にして、
英語に興味をもつ生徒が増えるでしょうから、
そう言った意味では歓迎すべきことなのかもしれません。

また、小学校の先生のますますの負担増や、質の向上が求められ、
他科目のコマ数を減らさず、英語のコマ数が増える事により、
相対的に他科目(国語、算数など)の重要度が減少することが懸念されます。

皆さんはどうお感じになられますか?

おおもの(1)-夏講日記

元同僚のお話です。彼も私も、まだまだどっこい、この業界におります。

彼は「神童」と言われたそうです。内申点満点で臨んだ高校入試、当然のごとく合格した県内トップ高で、彼を悲劇が襲いました。

彼は衝撃を受けました。なんと、英語の授業で、先生が英語をしゃべっていたのです。生徒たちも、あたりまえのように英語を話していました。

彼が「神童」と言われた地元の中学校では、英語の授業を英語でしたら、誰もついてこられないため、かなり気合の入った日本語発音で、英語が話されていたのでした。

彼は思いました。「ここは、日本なのか?」と。

その日から彼は、通学することをやめました。

「それでも、せっかく奈良市内に来ているのだから…」と、神仏を拝み、鹿と戯れ、楽しく過ごしたそうです。

卒業…は、したそうですが、そのあとが問題でした。(つづく)

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現実を斬る-夏講日記(その23)

現に目の前に無いものを信じません。

「たら・れば」は論外。幻覚・妄想も、悪意無くても、アウトです。

神仏に恨みはありませんが、カール・マルクス曰く「アヘンである」と。

現実の諸関係を、信仰の彼方に追いやると。

「願えばかなう」と、かなり強く感じています。しかしながら、突飛な「願い」は、ありえません。

願わねばならない環境に置かれ、願わざるを得ないとしても、させられて願うことと、主体的に願うことは、天と地に離れるものだと思います。

克ち取る前提は願い、願いそのもの、いや、願わざるを得ない己。

何かを克ち取る人は、こうして生まれるのだと思います。

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おじさんマシーン-夏講日記(その22)

幼いころから乗りたかったスポーツカーに乗っています。

「マクラーレン・ホンダのターボでしたっけ?」と聞かれます。いえいえ、F1マシンは我が国の公道を走れませんです、はい。

一見、おとなしそうな白いセダンですが、ぶおおうん~!とアクセルを踏みますと、ビュッと走ります。

お好きな方がたくさんいらっしゃるようで、けっこう後ろからついてこられますが、ビュッと振り切ります。

対向車線に同じような車を発見しますと、ついつい目配せしてしまいます。一瞬、アイコンタクトで話しております。

小生と同じく、おじさん世代のドライバーが、圧倒的に多いことに驚いてしまいます。

本気出したら、こっちの方が速いと思うと、無理にスピードを出すことがなくなりました。

おじさんたちは、今日も安全運転で、いかついマシンを吹かしております(笑)。

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誤報-夏講日記(その21)

「奈良に巨大地震」との誤報が、携帯電話に配信されたと、生徒が驚いておりました。

単なる偶然に過ぎませんが、講習期間になると目立つような気がします。今回は、落雷が引き金になったとか。

不正確な情報が、独り歩きすることは困ったものですが、いよいよ忘れたころにやってきてから、「あと20秒で生き残れ」などと配信されるよりも、誤報に注意喚起された方がましかもしれないと、奇妙な考えに至りました。

災害に対して忘れずに備えることが、最高の対策だと思えます。

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とにかくてくてく-夏講日記(その20)

夏講もそろそろ折り返し点に来ました。

勉強もどんどんはかどりますが、運動不足も積もり積もって、そろそろ危険な領域に突入します。

小生は生来体が硬いので、放っておくと筋肉がこわばり、腰にグギッと来てしまいます。

これを避けるために、とにかくこまめに歩いていますが、夏講連日となると、思い通りに行きません。

ですから日曜日に、まとめてドカンと歩きます。

一昨日も明日香村、奥飛鳥天空の村といわれる入谷を往復して、真神ヶ原から香具山を往復、最後に甘樫の丘を越えて駐車場へ。

明日香村鉄板コースと名づけています(笑)。

奥飛鳥の「さらら」さんと、真神ヶ原の団子屋さんと、香具山のソフトクリーム屋さんが目的では?

いえいえ、挫けそうになると、お世話になる程度です。ご心配、ありがとうございます(笑)。

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この夏休みに是非ともやっておきたいこと。

本日より、8月がスタート!補習や補講が入っていた中学・高校も、いよいよ夏休みに完全突入したのではありませんか?

石川数学塾大阪の夏期講習も週を追うごとに熱さが増してきていますよ。

さて、今回はこの夏休みに是非ともやっておきたいこととして、幾つかお伝えしていきますね。

新学期が始まり、あっという間に1学期が終わったのではないでしょうか?その間にたくさんのイベント(行事)2回の定期テスト(2期制の学校は1回かも)がありましたね。

もちろん公立と私立で同じ学年でも進み方は違うと思いますが、標準的な進度の数学のケースで考えますね。

まず、各学年の教科書のつくりとしては、どの教科書も最初に1年間を通して使っていく計算がでてきます。1学期はこれでもかと言うくらい計算の問題に取り組んだのではないでしょうか?つまり1学期は計算問題が中心だったと思います。

では、2学期(夏休み)以降はどうなるのかといいますと、基本計算の習得を終え、いよいよ本格的に数学の問題(いわゆる応用問題や文章題といわれる類)に入っていきます。

ということで、まずは1学期の復習。1学期は各種イベントに加え、GWといった連休もありましたから、2学期は内容の難易度が上がると同時に、進んでいくスピードも上がります。そのことを踏まえますと、夏休み前に取り組んだ範囲の復習が大事になりますね。「正確に」「速く」計算が出来るようになることは、2学期以降の勉強を滞りなく進めていくためにも、決して侮ることはできないのです。

次に2学期の備えです。1学期に学習した内容に不安がないのであれば、2学期に向けて勉強していきましょう。先程も申しましたように、2学期は難易度も進度もグンと上がりますので、その準備が必要になります。闇雲に先に進めるのでは無く、じっくりと考えを巡らし1問、1問取り組んでいきましょう。

石川数学塾大阪の通常授業や夏期講習は、個々人の習熟度や進度に合わせた個別指導になります。この夏休みに何にどう取り組んでいいのか解らないみなさん、是非、石川数学塾大阪の各教室までお問い合わせください。あなたの将来の目標や現在の習熟度・進度に合わせたアドバイスを差し上げます。

暑い夏を熱く過ごしてみませんか?

上本町教室 中土井