大阪通信 Vol.119 配布開始しました -夏講へのお誘い&決意表明です

大阪通信 Vol.119 配布開始しました。夏講へのお誘い&決意表明です。

右半分のお誘いは、極めて標準的な生徒が夏講に誘われることを想定して書かれたものです。

左半分の決意表明を、ちょっと立ち読みしてみましょう。

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正直言って「生き残れるだろうか?」と今年も思う。18や19(歳)の頃(いわゆる「夏期講習」を始めた頃)よりも、明らかに体力減退している。努力の結果、少なからず実績を残せたことも事実である。しかし実績だけで飯を食い始めたら、この業界を去る日も近い。気力は実績に反比例する。気力でカバーしていたものを、今や人々は幻視するようになる。真実は誰が語っても真実である。私が語らなければならないわけではない。考えれば考えるほど、老いぼれていく。もはや隠しようがないのかもしれない。
しかしながら、語り残したことがある。まだまだ語らねばならぬことがある。「聞きたい」という者たちがいる。聞かせずに終わるわけにはいかない。若者にとっては他愛もないことに、苦しんでいるかもしれない。隠しようもないし、隠すつもりもない。苦しんでいる私を見てほしいと思う。どれだけ苦しもうが、譲れない一線がある。
我が理想は時代に逆行しているかもしれない。苦しみは少なく、得るものは多く、オシャレに、スマートに…敢えて、この道を歩みたくないと思う。苦しんで得たものは一生忘れない。誰かに与えられたものは、しょせん一時しのぎだ。喉もと過ぎて、熱さを忘れるだけだ。およそ得られるものなどない。時代遅れ上等!我が目の黒いうちは、ここは「昭和」の塾だ。「大正」でも「明治」でもよい、いっそのこと(吉田松陰先生さえ許してくれるなら)「松下村塾」で結構だ。
熱く語れる季節がやってきた。真夏日も熱帯夜も、ウェルカムだ。語り、悩み、苦しみ、脳が汗をかいた時、人生の至宝が生まれる。だからこそ耐えようではないか。奮おうではないか。同志諸君、今年も君たちの一言を待っている。「すばらしい夏を、ありがとう」と。その時、初めて、老師は心安らぎ、来期を期すのだ。今期も君たちの熱意を待っている。老師は命を賭け、きっと成果を上げて見せようぞ。長く戦場を駆け抜けた人生の、総決算を期するが如くに!
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今年も並々ならぬ覚悟と拝察仕りました。

書き忘れましたが、右半分のお誘いは、授業中に手渡ししてもらえる生徒に、個別に内容を調整して手書きされるそうです。

大阪通信 Vol.119、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.119 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。

みなさん、ぜひ一度、ご覧になってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

【高の原教室】定期テストに向けて自習室開放します

奈良・高の原教室の飯尾です。

梅雨らしく、蒸し暑い日が続いていますね。
さて、高校・中学の早いところでは、来週から定期テストが始まる様です。
そこで、当教室では、

勉強するヤル気のある方に限り、

無料で自習室を開放しております。
基本的に、授業の有る曜日・時間帯でご参加可能です。(ご予約不要)

熱意のある方、大いに歓迎いたします!!

学期期末(定期)テスト対策日曜特別講習を開講します。

1学期も残すところひと月余りとなりました。期末(定期)テストまで23週間といったころでしょうか。

中間テストはGWやら体育祭や様々な行事でテストの範囲も然程多くはなかったようですが、期末テストはしっかり対策をしておかないと目も当てられない結果になってしまいますよ。

石川数学塾上本町教室では期末(定期)テスト対策として、既塾生のみなさんや季節講習生のみなさんとそのご紹介者(お友達)を対象に「日曜特別講習」を開講しています。

そこで今回は特別にこのブログをご覧の方を対象に「日曜特別講習」の参加を受付いたします。日程・時間などは下記の通りです。

開催日…6/25()7/2()

時 間…10001500の間で2時間、4時間、通しのいずれか。

場 所…石川数学塾大阪 上本町教室

※定期テスト対策日曜特別講習につきましては、当該学年ではなくテスト対策の内容範囲に依る料金設定となります。

※教科・内容に依りまして、授業の最少開催人数を設定いたします。また参加人数に依りましては参加時間帯の調整を行うことがありますので、予めご了承ください。

尚、受講料などにつきましては、直接上本町教室の方にお問い合わせください。

上本町本部教室 中土井

 

 

 

 

 

大阪通信 Vol.118 配布開始しました -楽しみな夏講(3)です

大阪通信 Vol.118 配布開始しました。楽しみな夏期講習を迎えるにあたって(その3)です。

楽しみな夏講、略して「楽夏」、最終回です。

ちょっと立ち読みしてみましょう。

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Q.「とどのつまり、勉強って何ですか?」

A.「知らないことを知って、わからないことをわかって、解けない問題が解けるようになることです。修業を積めば、誰でもできるようになりますが、サボるとできなくなります。多くの皆さんにとって、最初は単なる苦痛です。痛みに耐えて頑張っていると、知ることができ、わかるようになり、解けるようになって、賞賛されます。苦しいのは嫌だから、少しでも楽にできないか!ですって?皆さん、少なくとも一生に一秒は、必ず思い及んだことですね。誰もが願い、誰もが実現できませんでした。まるで誰もが、長い一生に一度は解きたいと願ったにもかかわらず、誰も解けないまま終わっている難問のように。誰かきっと解いているはずだ、という妄想と、きっと楽な道程があるはずだ、という希望的観測(絶望的観測?)が、見事な一対をなしているのです。あきらめてください。近道などありません。しかしすべからく艱難辛苦の道であっても、良き先達がいましたら、少しは楽に感じられるものかもしれません。それでもやはり、解けなくて苦しむのも自分、解けるようになってうれしいのも自分、誰かが代ってくれそうだと、勘違いしないでください。」
——————–

おおっと、本質論ですね。先生、常々こんなことをおっしゃっておいでです。

勉強論ってのは、大雑把に分けて本質論と方法論に分かれますね。本質論は哲学論的深みが感じられる反面、甲論乙駁、バトルロワイヤルになりがちです。特に勉強論というか教育論は、誰もが自己経験として発言権を持つ内容ですし、喉元過ぎて熱さを忘れても、息子さん、娘さんの受験が待っていますからね(笑)。いきおい、本来本質論を語るべき本職たち、学校の先生であったり、塾の先生であったり、彼らの腰が引けて万事方法論に矮小化しようとする浅はかな企みには、義憤を通り越して哀れみを感じることが多くなってきました。このさい、ここはひとつ、覚悟を決めて蛮勇を奮って、勉強の何たるかを語ってこそ、「本職」なのではないでしょうか!

大阪通信 Vol.118、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.118 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。

みなさん、ぜひ一度、ご覧になって、議論の輪に加わってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

大阪通信 Vol.118 配布開始しました -楽しみな夏講(3)です

大阪通信 Vol.118 配布開始しました。楽しみな夏期講習を迎えるにあたって(その3)です。

楽しみな夏講、略して「楽夏」、最終回です。

ちょっと立ち読みしてみましょう。

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Q.「とどのつまり、勉強って何ですか?」

A.「知らないことを知って、わからないことをわかって、解けない問題が解けるようになることです。修業を積めば、誰でもできるようになりますが、サボるとできなくなります。多くの皆さんにとって、最初は単なる苦痛です。痛みに耐えて頑張っていると、知ることができ、わかるようになり、解けるようになって、賞賛されます。苦しいのは嫌だから、少しでも楽にできないか!ですって?皆さん、少なくとも一生に一秒は、必ず思い及んだことですね。誰もが願い、誰もが実現できませんでした。まるで誰もが、長い一生に一度は解きたいと願ったにもかかわらず、誰も解けないまま終わっている難問のように。誰かきっと解いているはずだ、という妄想と、きっと楽な道程があるはずだ、という希望的観測(絶望的観測?)が、見事な一対をなしているのです。あきらめてください。近道などありません。しかしすべからく艱難辛苦の道であっても、良き先達がいましたら、少しは楽に感じられるものかもしれません。それでもやはり、解けなくて苦しむのも自分、解けるようになってうれしいのも自分、誰かが代ってくれそうだと、勘違いしないでください。」
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おおっと、本質論ですね。先生、常々こんなことをおっしゃっておいでです。

勉強論ってのは、大雑把に分けて本質論と方法論に分かれますね。本質論は哲学論的深みが感じられる反面、甲論乙駁、バトルロワイヤルになりがちです。特に勉強論というか教育論は、誰もが自己経験として発言権を持つ内容ですし、喉元過ぎて熱さを忘れても、息子さん、娘さんの受験が待っていますからね(笑)。いきおい、本来本質論を語るべき本職たち、学校の先生であったり、塾の先生であったり、彼らの腰が引けて万事方法論に矮小化しようとする浅はかな企みには、義憤を通り越して哀れみを感じることが多くなってきました。このさい、ここはひとつ、覚悟を決めて蛮勇を奮って、勉強の何たるかを語ってこそ、「本職」なのではないでしょうか!

大阪通信 Vol.118、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.118 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。

みなさん、ぜひ一度、ご覧になって、議論の輪に加わってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

講習案内が出来上がりました

奈良・高の原教室の飯尾です。

梅雨時とは思えないほど、爽やかな初夏の日々が続いていますね。
さて、夏と言えば・・・、そうです!お待ちかねの夏期講習です。(^^♪

今週、ようやく講習案内が出来上がりましたので、塾生の方にはご案内始めています。
塾生でない方は、各教室までお受け取りにお越しいただくか、

当塾HPの季節講習のページよりダウンロード出来ますので、どうぞご利用下さい。

講習案内が出来上がりました

奈良・高の原教室の飯尾です。

梅雨時とは思えないほど、爽やかな初夏の日々が続いていますね。
さて、夏と言えば・・・、そうです!お待ちかねの夏期講習です。(^^♪

今週、ようやく講習案内が出来上がりましたので、塾生の方にはご案内始めています。
塾生でない方は、各教室までお受け取りにお越しいただくか、

当塾HPの季節講習のページよりダウンロード出来ますので、どうぞご利用下さい。

夏期講習の詳細が明らかに!

お待たせいたしました。いよいよ夏期講習のPDFHPにアップされます。いよいよ始まりますよ。夏期講習。

7/17(祝・月)8/31(木)まで、「自由選択型個別」やら「パック授業」やら「山小屋」やら「各教室の独自日程」やら盛りだくさんです。

詳しくはトップページ「夏期講習」のバナーにある「各教室名」をクリック。するとそれぞれの教室のスケジュールや実施されるパックの内容、申込用紙が現れます。

1学期(前期)の振り返りや次の学期に向けた先取りはもちろんのこと、この機会だから気になる単元や苦手な単元の克服などに取り組んではいかがですか?

石川数学塾大阪の夏期講習は通常授業と同じく、生徒一人ひとりの習熟度やスケジュールに合わせて、カリキュラムの内容や受講の日時・回数が決められます。

是非、みなさんのご参加をお待ちしています。お申込はお早めに

上本町本部教室 中土井

夏期講習の詳細が明らかに!

お待たせいたしました。いよいよ夏期講習のPDFHPにアップされます。いよいよ始まりますよ。夏期講習。

7/17(祝・月)8/31(木)まで、「自由選択型個別」やら「パック授業」やら「山小屋」やら「各教室の独自日程」やら盛りだくさんです。

詳しくはトップページ「夏期講習」のバナーにある「各教室名」をクリック。するとそれぞれの教室のスケジュールや実施されるパックの内容、申込用紙が現れます。

1学期(前期)の振り返りや次の学期に向けた先取りはもちろんのこと、この機会だから気になる単元や苦手な単元の克服などに取り組んではいかがですか?

石川数学塾大阪の夏期講習は通常授業と同じく、生徒一人ひとりの習熟度やスケジュールに合わせて、カリキュラムの内容や受講の日時・回数が決められます。

是非、みなさんのご参加をお待ちしています。お申込はお早めに

上本町本部教室 中土井

大阪通信 Vol.117 配布開始しました -楽しみな夏講(2)です

大阪通信 Vol.117 配布開始しました。楽しみな夏期講習を迎えるにあたって(その2)です。

ちょっと立ち読みしてみましょう。

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Q.「ところで、先生、『光』観に行かれましたでしょう?」

A.「はい、観て参りました。「あん」以来、久方ぶりの河瀬直美さんでした。永瀬正敏さんと樹木希林さん、このペアにも見覚えがありました(笑)。物語の舞台が瀬戸内海から、河瀬さんのホームグランド=奈良に帰って参りました。紀寺交差点に向かって東進する途中の八軒町歩道橋、奈良町の歓楽街、高天の交差点など、普段見慣れている光景が、そこかしこに展開いたします。そのたびにドキッとしながら、観て参りました。何でドキドキしてるんだろう?とも、考えてみました。河瀬さんの作品が、恐ろしく抽象的で哲学的だったころ、「殯の森」が大和田原で撮られ、「朱花の月」が奥明日香・柏森で撮られ、そこには常に原生林がありました。まるでドイツ平原のシュバルツバルトのような、圧倒的な存在感を放つ木々に抱かれながら、物語が展開していったのです。一方で本作「光」には、そこまでに重量感あふれる心象風景が描かれていません。河瀬作品を見慣れていますと、「あん」からずっと、どこかフワフワとした所在無さげなものを感じ、ときたま突然に飛び込んでくる見慣れた街に、ハッとする…そんな繰り返しに反比例するかのように、「あん」がハンセン病を扱い、「光」が盲を描く重々しさ、しかも単なる医学問題としてではなく、社会問題であったり、自己実現の問題であったり、はい、なんだか圧殺されそうであります。もちろんこのテーマ、軽くて良いはずはありませんが、この重苦しいトンネルを抜けますと、カンヌのパルムドールが見えてくるのかもしれません。偉そうな物言いですね。失礼致しました。」
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さりげなく映画をご覧のようで…。

大阪通信 Vol.117、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.117 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。夏講案内も、中入・大入・合宿と、すべてそろえてあります。

みなさん、ぜひ一度、ご覧になってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦