2月26日(水)、新聞折り込みチラシ撒きました

こんにちは。石川数学塾大阪・広報部です。

本日、2月26日(水)、大阪府下、奈良県下、広範な地域に新聞折り込みチラシを撒きました。

春期講習と通常授業のご案内を、仲良く片面ずつ印刷しましたB4版です。

イラスト(ほとんど)無し、単色刷り、文字ばかり…で、取っ付きづらいかもしれませんが、一文字、一単語、一文、どれも一生懸命書きましたので、どうかお読みになってみてください。

「折り込まれてなかった!」とか、「紛失した!」という皆さん、各教室にそろえてございますから、ご足労いただくか、お電話一本賜りますと幸いです。

たった一枚のチラシからこそ、幾多のご縁が生まれますことを祈っております。

石川数学塾大阪・広報部
杉浦 功

春セット、好評配布中です!

こんにちは。石川数学塾大阪・学園前教室の杉浦です。

もうすぐ配布の学園前バージョン春チラシ+春期講習ウェルカムメッセージ(+申込書)、学園前教室にて好評先行配布中です。

ご自由にお持ちください。

※大阪通信ファンの皆様、ごめんなさい。今週は「春セット」を配布しますので、大阪通信お休みです。来週には復活します。「Zレポート」掲載予定です。何のことでしょうか?楽しみにお待ちください。

学園前教室・杉浦

大阪通信 Vol.24 配布開始しました -「合格おめでとう!」特集号です

大阪通信 Vol.24 配布開始しました。「合格おめでとう!」、その一言に込められたこだわりとは…?

今回も立ち読みしてみましょう。

「おめでとう。通ると思っていたよ。」

私は生徒の合格報告に必ずそう言って応えます。

「まさか?ホントに通ったん?」と驚くこともなく、「よかったなぁ、おめでとう!おめでとう!おめでとう!」と狂喜することもなく。

あまりに淡白過ぎますでしょうか?いえいえ、私はこれで良いと思っています。

なにやらしっとりとした書き出しですね。このあと、どうなるのでしょうか。

大阪通信 Vol.24、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。前号の大阪通信 Vol.23、倉庫に新収納しました。見逃した!というみなさん、ご覧ください。

学園前教室長・杉浦

師匠の思い出(その8)

師匠はお酒が大好きでした。当時私もお酒が大好きでした。

なんだかんだと理由をつけては、コンパが開かれました。

師匠は酔っ払うと、何かと「F君」という学部生に語りかけました。時には涙ぐみながら語りかけていました。

師匠は泣き上戸なのだと思っていました。あまり深く考えていませんでした。

そのうち奇妙なことに気づきました。私は「F君」という学部生に会ったことがなかったのです。

奇妙なことは続きました。師匠は先輩研究者Nさんに、「F君」と呼びかけていました。学部生T君にも「F君」、しまいには私にも「F、F」と呼びかけ始めました。

「師匠!しっかりしてください」と抱え起こした時に、シーンと静まり返った雰囲気に気づきました。

「杉浦君、事情はあとでね」。先輩研究者のMさんが、耳打ちしてくれました。

MさんからF君のフルネームを聞いて思い出しました。ちょうど一年少し前(当時)、京大建学以来初めて、内ゲバで死者が出ました。白昼、情宣のスキを狙われた被害者こそ、F君だったのです。

事件ののち、師匠は泣き続けていたのだそうです。一年たっても思い出すと、人目もはばからず泣いているのだそうです。

弟子の痛みをわかってくれる師匠でした。

ヤンチャせずに、師匠を悲しませずに、慎み深く生きていこうと、心から思わせてくれました。

小生いつの間にか年を取ったのでしょう。立居振舞が、ますます師匠に似てきました。

まだまだ逆立ちしても師匠には追いつけませんが、精進していきたいと、ずっと思い続けています。

(完)

学園前教室・杉浦

師匠の思い出(その7)

ある日の深夜、先輩研究者のもとに一本の電話がかかってきました。

「Yか?おまえ、プロレスのことどう思う?」

「あれはスポーツではないと思います。エンターテイメント・ショウです」

「聞き捨てならんな」

「何かお気にさわりましたか?」

「血ぃ、流しとるやないかぁ!」

「台本通りでしょうね」

「痛そうやないかぁ!」

「商売のうちでしょう」

「おまえ、生き方が間違っとる。破門じゃあ!」

電話がガチャリと切れました。

先輩研究者Yさんは、いったい何が起きたのか、しばらく把握できずに困ったそうです。

事態が把握できたら、今度は師匠の尋常ならざる怒りが、己に降りかかってきたことに困ったそうです。

困っていてもどうしようもないと気づいたYさんは、比叡山の中腹までタクシーを飛ばして師匠に謝りにいかれたそうです。

「例えショウでも、台本通りでも、商売でも、流血したら痛い、辛いに決まっとる。多少の論文が書けるコザカシイ研究者である前に、人の痛みが分かる人間であれ」

師匠は、Yさんに諭されたそうです。

小生今日まで、論文執筆マシンのような研究者に、たくさんお目にかかりました。師匠が最も忌避する人種でした。

師匠の理想は、人間らしくある、まさに血のかよった学問だったのではないでしょうか。

(続く…)

学園前教室・杉浦

HP更新情報!

平成26年2月1日付け、次の更新を行いました。

1)学園前教室・中学入試の部屋の年間スケジュールを差し替えました。

京阪神奈統一入試にあわせて、中学入試の部屋のみ1月年度終り、2月年度初めとなっております。平成26年2月1日(土)以降の平成26年度年間スケジュールを公開しました。

コマ表・料金表のページから、学園前教室をご確認ください。

2)季節講習のページを更新しました。

ご好評いただきました冬期講習、上本町教室の「THE 2次勉」を除いて終了いたしました。

3)高の原教室の在籍状況を更新しました。

携帯電話からアクセスいただくページに公開いたしております。

ブラウザによっては自動でリロードされません。その場合は、「最新の情報に更新」願います。

大阪通信 Vol.23 配布開始しました -「師匠の思い出」、大阪通信にて先行完結します

大阪通信 Vol.23 配布開始しました。

このブログにて、(その6)まで公開済のエッセー「師匠の思い出」を、大阪通信で先行完結いたします。

少し、立ち読みしてみましょう。

「【その8】

師匠はお酒が大好きでした。当時私もお酒が大好きでした。

なんだかんだと理由をつけては、コンパが開かれました。

師匠は酔っ払うと、何かと「F君」という学部生に語りかけました。時には涙ぐみながら語りかけていました。

師匠は泣き上戸なのだと思っていました。あまり深く考えていませんでした。

そのうち奇妙なことに気づきました。私は「F君」という学部生に会ったことがなかったのです。

…(つづく)」

何やら謎めいた話になってきましたね。

大阪通信 Vol.23、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

学園前教室・杉浦

師匠の思い出(その6)

京大全共闘…泣く子も黙るとか、さわらぬ神に…なんて言われた集団でした。時計台本部構内を堅固なバリケードで封鎖していました。

全共闘幹部と京大当局の秘密交渉、そもそもそのようなものがあったのかどうか、今となってはわかりませんが、その場で交わされたという謎のやり取りが、半ば都市伝説となって独り歩きしています。

幹部「封鎖を解いても良い。ただし、条件がある。〇〇(私の師匠です)総長でいってくれ」

当局「呑めないことはない。持ち帰って検討したい」

幻の「〇〇総長案」というものです。もしも妥結していましたならば、全共闘側からの自主的な封鎖解除という、他大学には一つもなかった珍しい解決策ができあがるところでした。国家権力の横やりさえなければ…。

官僚「全共闘と話し合い?全共闘が人事介入?断じてまかりなら~ん!!!」

泣く子を黙らせるような怖~いお兄さんたちからも、たいへん慕われていた師匠でした。しかし文部官僚の受けは良くなかったようです。

京大闘争が武力「解決」されるその時を、師匠は遠く米国の虚空に迎えました。一年間の「遊学命令」、悪法もまた法なりと達観された師匠でした。

教授会に乱入してきたヘルメット・ゲバ棒学生に、「学生諸君、意見を聞こうじゃないか」と渡り合い、絶対主義天皇制なる奇妙な近代史パラダイムを歯牙にもかけず、「むしろ、天皇制資本主義」と看破される、こんな個性あふれる方だったからこそ、主義主張や立場を超えてマイノリティからも愛される師匠だったのでしょう。

懐の深い師匠でした。

(続く…)

学園前教室・杉浦